23日タイ・バンコク。WBVC世界フライ級タイトルマッチ12回戦。王者ポンサクレック・ウォンジョンカム(タイ)に同級15位向井寛史(六島)が挑戦。
34歳のチャンピオンは通算23度目(暫定含む)の防衛戦。
プロ7戦目の世界初挑戦となる挑戦者。
気合十分で試合開始ゴングを迎えた。
しかし、・・・。
開始直後に偶然のバッティングで向井選手の右目上がザックリ割れた。
ドクターチェックの後、即座に試合は停止。
キャンバスには、おびただしい血痕が残った。
無念の挑戦者。
試合は初回47秒、負傷引分けとなった。
私の記憶では、1993年4月のへナロ・エルナンデス(米)vsラウル・ペレス(メキシコ)のWBA世界Sフェザー級戦の負傷引分け初回28秒に継ぐ最短負傷決着。この時は、僅か2ヶ月のインターバルで再戦が実現している。エルナンデスの8回KO勝ち。
王者陣営から再戦OKを得た向井陣営は、8針縫った傷の治り具合を見ながら再戦交渉を進める模様。
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