ドイツ最大手のユニバーサム・ボックス・プロモーションが破産申請。
1984年にクラウス・ピーター・コールによって設立され、クリチコ兄弟、ダリウス・ミハエルゾウスキー、ユルゲン・ブレーマー、フェリックス・シュトルム、ゲンナジー・ゴロフキンらの世界王者を擁し、ヨーロッパで一番成功したプロモーション会社ユニバーサムの歴史が終わった。
2010年、ドイツ地上波テレビ局ZDFが契約を打ち切ったことにより、1年当たり2000万ユーロ(約20億円)の放映権料を受け取ることが出来なくなったことが、経営崩壊への始まりだった。
中央はユニバーサム・プロモーション創設者、クラウス・ピーター・コールの娘婿ディトマー・ポツバ氏。コール氏が第一線を退いた後、ポツバ氏が事実上のナンバー・ワンとして腕をふるっていた。
近年はクリチコ兄弟、シュトルムらがユニバーサムと決別し、それぞれ自身のプロモート会社を設立するなど衰退が目立ち、現在は所属選手だったゾルト・エルデイ、セバスチャン・ズビクなどからファイトマネーの未払い訴訟を起こされていた。
ついにという感じの倒産劇。
TVからのお金だけに頼る体質を変えられず、独自の成長戦略を見出せなかったということになろうか。
「紙一重」ですねェ。(;^_^A
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