11月19日、渡嘉敷ジム主催の後楽園ホールは試合開始の18時前から1階エレベーターホールに行列の大盛況。メニューも盛りだくさんで、メインのOPBFウェルター級戦を前に、WBC世界Sフライ級王者佐藤洋太(協栄)選手が2ラウンドのスパーリングを公開した。
パートナーは16歳の前川龍斗(協栄)=タイで3戦全勝(3KO)=選手。
この一発で怒ったか?(^_^;)
「ゴメン、ゴメン。今日はマジ本気で行っちゃった。大丈夫?」('-^*)/
控え室に戻ってくるなり洋太チャンプは、龍斗選手を気づかった。
「毎日、赤穂選手の怖い顔を見て、だいぶ慣れて来ました」('-^*)/
「最近、目が片方だけ二重だって気がついたんです」(^-^)/
大晦日、無敗の強打者赤穂 亮 (横浜光)選手との防衛戦に向けてのトークで大いに笑わせてくれた洋太チャンピオンは、「赤穂選手は強くて、いい男です」とも付け加えた。
前座Sバンタム級6回戦では、元アマ6冠の上林巨人(なおと・25歳)選手が、竹原慎二&畑山隆則ジムからプロデビューを果たした。
プロキャリア15戦。6勝(4KO)8敗1分の小泉良太(北澤)選手を、スピードとテクニックで初回から圧倒した上林選手は、第2ラウンドも攻撃の手を緩めず多彩なブローを飛ばす。
最後はコーナーに詰め棒立ちとなった小泉陣営からタオルが投げ込まれ試合はストップ。
TKOタイム2回2分39秒。
元WBA世界ミドル級王者の竹原慎二会長は、「本人は余裕でやってたけど、ボクらは緊張した」。
上林選手は竹原会長とは同郷の広島県出身。一時は引退していたが、五輪金メダルの村田諒太選手の活躍に刺激を受けプロ入り。今後の活躍が期待される。
セミファイナル終了後、プロデビュー戦の鮮烈KO勝利で、東日本プロボクシング協会選定の10月度月間賞MVPに輝いた井上尚弥(大橋)選手らの表彰式が行われた。
右から敢闘賞の日本ミドル級王者佐々木左之介(ワタナベ)選手、井上選手、新鋭賞の中野和也(花形)選手。
緒戦の勝利で日本Lフライ級6位にランクされた、スーパールーキー井上選手のプロ第2戦は、新春1月5日の後楽園ホールで、タイLフライ級王者ガオプラチャン・チューワッタナとの対戦。
デビュー戦をYou Tubeで見た世界ランカーから、対戦をドタキャンされたという井上選手。
来年の活躍が大いに楽しみです。
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