１０日（日本時間１１日）ロサンゼルス・ステーブルズセンターで行われた注目のＷＢＣ世界Ｓバンタム級タイトルマッチ。王者アブナー・マレス（メキシコ）に、ＷＢＡ世界バンタム級スーパー王者アンセルモ・モレノ（パナマ）が挑んだ一戦は、５ラウンドにダウンをスコアしたマレスが１２回判定勝ち。
スコアは、１２０－１０６、１１６－１１０、１１６－１１０でマレス。
果敢に突進しボディ攻撃のマレスだったが、相変わらず低打も多く、試合が中断する場面も。しかし減点はなく、ラウル・カイズＪｒ主審は、逆にモレノが１１回に頭を押さえつけたとして減点を取った。
とにかく勝ったマレスだが、後味の悪さも残った。
同じリングで行われたＩＢＦ世界バンタム級タイトルマッチは、王者レオ・サンタクルス（メキシコ）が、挑戦者ビクター・サレタ（メキシコ）を９回１分４２秒ＴＫＯに降し、２度目の防衛に成功。４、７回にダウンを奪った王者は、第９ラウンド、見事なワン・ツーで挑戦者を仕留めた。
ラスベガスで行われたＷＢＣ世界Ｓウェルター級挑戦者決定戦。２位エリスランディ・ララ（キューバ）ｖｓ３位バーネス・マーティロスヤン（米）の一戦は、９回２６秒、打ち合いの最中に起きたバッティングでマーティロスヤンが激しい出血。
試合は停止され勝負は負傷判定へ。スコアは、８７－８４（ララ）、８６－８５（マーティロスヤン）、８６－８６の三者三様。
ＷＢＯ世界フェザー級１位ミゲール・アンヘル・ガルシア（米）は、元ＷＢＡ同級王者ジョナサン・バーロス（亜）を８回２分２４秒でＴＫＯに降し、無敗の３０連勝、２６度目のＫＯ勝ちを収めている。
応援、深く感謝です！→
【TOP】
