WBO世界スーパーウェルター級タイトルマッチ。王者ミゲール・コット(プエルトリコ)vs同級7位サダム・アリ(米)。2日(日本時間3日)、米・ニューヨーク、マジソン・スクエア・ガーデン。17年のリングキャリアを持つコットは、これがラストファイト。
アリは2度目の世界戦。
試合開始。
第2ラウンド。アリの右がコットを捕らえた。
コットは固いガードでアリの攻撃を受け止め、足を使いながら多彩な左を打ち込んだ。
中盤戦。コットはボディ攻撃も織り交ぜ、ポイントを引き寄せる。
9回以降、アリは足を使い攻勢に転じる。
ラストラウンド。コットも勝利への執念を見せる。
試合終了。判定はアリに。
公式スコアはジュリー・レダーマン(米)115-113、スティーヴ・ワイズフェルド(米)115-113、エリック・マリンスキー(米)116-112でいずれもアリを支持。しかし、米メディアの中にはコットの勝利を推す声もあった。
終盤戦を失ったのが痛かったコットは、ファンへ感謝の言葉を贈った。なお、7回に左の上腕二頭筋を痛めたコットは試合後、病院に直行。
階級を上げ世界王座奪取に成功したアリは、26勝(14KO)1敗。初防錆戦は同級1位の元王者リーアム・スミス(英)との指名戦が有力と見られる。今後の防衛ロードに注目。
★ミニグローブ 【ペアセット】 【キーホルダー】 【ミニヘビーバッグ・キーホルダー】