5月20日に東京・有明コロシアムで開催されたWBA世界ミドル級王座決定戦で、現王者のロンドン五輪金メダリストの村田諒太(帝拳)選手が、同級1位ハッサン・ヌダム・ヌジカム(仏)と対戦し、疑惑の12回判定負けを喫した試合でWBA立会人を務めたフリオ・タイム(パナマ)氏が、WBAから離脱。
村田vsエンダム初戦では、試合直後にヒルベルト・メンドサ・ジュニア会長が判定を批判し謝罪。その後、正式に再戦を承認し、エンダムの勝ちとスコアしたグスタボ・パディーヤ(パナマ)、ヒューバート・アール(カナダ)のジャッジ2人には、6ケ月間の資格停止処分が下されていた。
数年前、ランキング委員長の要職を務めていたホセ・オリバー・ゴメス(パナマ・上写真左)氏が突然WBAを去ったのは、ちょっとしたことから「俺を取るのか友達を取るのか」(ジュニア会長)という問題に発展し、ゴメス氏が友情を選んだためと知らされています。その後、パナマのコミッショナーを務めていたゴメス氏がWBA復帰を果たしたと思ったら、タイム氏が去るとは。
サスペンド期間が過ぎ、パディーヤ氏はWBA承認のタイトル戦に復帰しているが、アール氏は未だ復帰していない。しかしタイム氏は近年、ジュニア会長の秘書的存在だっただけに、突然聞かされた辞任の報には驚きました。
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