WBOインターナショナル・フェザー級タイトルマッチ12回戦。王者でWBO世界同級2位マーク・マグサヨ（比）に、前日本フェザー級チャンピオン 林 翔太（畑中）選手が挑んだ。25日、フィリピン・ボホール島、タクビララン。
フィリピンの小さな田舎町タクビラランの地元のヒーロー、マグサヨの凱旋試合は街全体が注目するビッグイベント。至る所に試合のポスターがあり、ショッピングモールを散歩中の林選手も記念写真をせがまれた。
22歳のマグサヨは、17戦全勝（13KO）。
速いラウンドでのKO勝利が多いマグサヨの前半の攻撃を凌げば、林選手にも後半チャンスが来るだろうとの目論見通り、林選手は前半ポイントを取られたものの、終盤は反撃。
公式スコアはエドワード・リガス（比）、エドガー・オラロ（比）、トニー・ペソンズ（比）が揃って116-112でマグサヨ。
勝ったマグサヨは、18戦全勝（13KO）。林選手は残念ながら今一歩およばず。しかし、無敗の世界2位を相手に互角の打ち合いを続けた好試合に、会場を満員に埋めた3000人の観衆は大興奮。大きな拍手が送られた。
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