25日（日本時間26日）、独・オーベルツハウゼンのケーニッヒ・ピルスナー・アリーナで開催されたWBA世界ヘビー級王座決定戦。同級2位アレクサンデル・ウスティノフ（ロシア）と同級4位マヌエル・チャー（独）の一戦は、チャーが12回判定勝ちで新王者。スコアは115-112、115-111、116-111の3-0。
試合は地元の大声援に押されたチャーが第8ラウンドに左フックでダウンを奪い、地元の利で押し切った。約1年2ヶ月ぶりの試合に勝利したチャー（33歳）は、31勝（17KO）4敗。敗れたウスティノフ（40歳）は、34勝（25KO）2敗。新正規王者となったチャーは、現時点で3年4ヶ月リングに上がっていない44歳の同級3位フレス・オケンド（プエルトリコ）と初防衛戦で戦うことが義務づけられている。
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