元2階級制覇王者ブライアン・ビロリア(米・帝拳)は、来年2月24日(日本時間25日)に米・カリフォルニア州カーソンのスタブハブセンターで開催が予定される、HBO興行”スーパーフライ2”出場に付いて言及。世界王座復帰を狙うビロリアは、「日本にいる3人のフライ級王者の誰とでも戦うよ」としながらも、スーパーフライ級戦線参入の意思もあることを示唆。”スーパーフライ2”で、ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)、カルロス・クアドラス(メキシコ・帝拳)と戦う可能性があると話した。
ビロリアは現在、世界フライ級のWBO2位、WBA3位、IBF5位、WBC6位にランクされている。WBOはチャンピオン木村 翔 (青木)vs同級1位五十嵐俊幸(帝拳)の指名戦が予定されており、この試合の勝者への次期指名挑戦者となる事が予想されるが、オプションを持つ前王者ゾウ・シミン(中国)が先に挑戦する事が確実。
WBAは井岡一翔(井岡)選手の王座返上により、1位アルチュム・ダラキアン(ウクライナ)が王座決定戦に出場。2位ヨドモンコン・ポー・セーンチップ(タイ)との対戦が予想されるが、ここでもビロリアは決定戦勝者への挑戦権が得られそう。
IBFは王者ドニー・ニエテス(比)と1位ファン・カルロス・レベコ(亜)の指名戦が来年1月16日にマカオで開催。現在のIBF世界同級は2位が空位で3位に粉川拓也(宮田)選手、4位はWBA戦に出場するダラキアンとなっており、ここでもビロリアは次の指名挑戦権を獲得する試合に出場する権利がある。
しかしビロリアは、「ゴンサレスとの再戦が決まればきっと前回とは違う結果になるし、シーサケットのスタイルも問題ないよ」とスーパーフライ級でも十分に戦えると自信を見せている。フライ級での世界王座返り咲きを目指すのか、3階級制覇へ目標を切り替えるのか。「本田さんが決めた相手なら誰とでも戦うよ」と言うビロリアの今後の動向に注目。
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