IBF世界スーパーライト級王座決定戦。同級1位セルゲイ・リピネッツ(ロシア)vs同級3位近藤明広(一力)。11月4日(日本時間5日)、米・ニューヨーク・ブルックリン、バークレイズ・センター。近藤選手は気合十分でリングイン。
12戦全勝(10KO)のリピネッツ。
試合開始。
リピネッツの攻撃に近藤選手もよく応戦。しかし、先手で手数でも上回るリピネッツにポイントは流れて行った。
近藤選手の右がヒット。リピネッツは6回に偶然のバッティングで額をカット。出血しながらの戦い。
終盤、近藤選手のパンチも当たったが、リピネッツもすかさず手を返す。
それほど差はないのだが、リピネッツのフリッカージャブが邪魔で、近藤選手は間合いを崩すのに苦労した。
ラストラウンド、攻勢を仕掛ける近藤選手。パンチ力では決してリピネッツに引けを取らない印象を残した。
12回終了。リピネッツの手があがった。
公式スコアは、カルロス・オルティスJr(米)118-110、トニー・パリオ(米)117-111、ジョン・ポトゥラジ(米)117-111の3-0。
敗戦を詫びる近藤選手。スコアほどの差は感じられなかったが、リピネッツがうまいボクシングでポイントを引き寄せた。初の米国リングで貴重な経験を積んだ近藤選手の、捲土重来に期待!。
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