WBC世界バンタム級タイトルマッチで、山中慎介(帝拳)選手を破り新チャンピオンとなったルイス・ネリ(メキシコ)は、試合後のドーピング検査で陽性反応。再検査となったB検体からも陽性反応が出たことが明らかになったが、ネリ陣営はあくまで食べた牛肉が原因と主張。11月に、地元ティファナで初防衛戦を開催したい意向を明らかにしている。
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WBCマウリシオ。・スライマン会長は、先週末にもこの問題についての結論を出すとしていたが、結局、コンベンションが開催される今週まで結論は出されず、総会開催中に結論を出す模様。
また、ヘビー級タイトル戦で者ディオンテイ・ワイルダー(米)への挑戦が決まっていた、同級2位ルイス・オルティス(キューバ)が、VADAの検査で陽性反応が検出された件では、オルティスが「高血圧の治療に使っていた」と弁明。とりあえず、11月の対戦は無くなったが、WBCの今後の決定が注目されている。
WBCが推進するクリーン・ボクシング・プログラムによって、同意しなかった多くの選手がランクから外されました(スリヤンとか)。しかし、フランシスコ・バルガス(メキシコ)の、前例を作ってしまっただけにWBCも苦しいところ。ネリのVADA検査は帝拳陣営の費用もちで行われたもの。WBCがどんな結論を下すのか、大いに注目したいと思います。