世界王座復帰を目指す元2階級制覇王者で、WBO世界フライ級3位のブライアン・ビロリア(米国・帝拳)が、WBO世界同級13位ミゲル・カルタヘナ(米)=15勝(6KO)3敗1分=と対戦。9日(日本時間10日)、米カリフォルニア州カーソン、スタブハブ・センター。
カルタヘナは4月に日本でWBO世界同級1位の五十嵐俊幸(帝拳)選手と対戦し、3回負傷ドローの結果を残しているという、何やら意味深なマッチメイク。
ハワイアン・パンチ、ビロリアの強烈な左ボディが、カルタヘナを襲う。
ビロリアの強打が徐々にカルタヘナを弱らせて行く。
第5ラウンド。ビロリアの攻撃の前にカルタヘナは防戦一方。
ノーカウントで試合はストップ。KOタイム5回44秒。
帝拳と契約し復帰2連勝を飾ったビロリア(36歳)は、38勝(23KO)5敗。WBA5位、WBC5位、IBF7位と主要4団体でランクされる元王者には、再び、世界挑戦のチャンスがやって来そう。今後に注目。