IBFはライト級王者ロバート・イースターJr(米)への指名挑戦者を決める決定戦を、同級3位アレハンドロ・ルナ(米)と、同級6位リチャード・コミー(ガーナ)の両陣営に通達。8月4日(現地時間)までに対戦合意に達しない場合は入札となる。
コーミーは昨年9月のイースターJrとの王座決定戦で、ダウンを奪うもスプリットの判定負け。再戦は認められず、12月にロシアで行われたデニス・シャフィコフ(ロシア)との挑戦者決定戦でも、同じくスプリットの判定に泣いたが、今年3月、地元ガーナで連敗をストップ。
最近になってコーミー(30歳)の実力を高く評価する、米・プロモーター、ルー・ディベラがコーミーのプロモート権を獲得。今後は、米・ニューヨークに拠点を移し訓練されていくことになる。25勝(22KO)2敗。
TGBプロモーションのトム・ブラウン(故ダン・グーセンの義弟)と契約するルナは、22戦全勝(15KO)のレコードを持つ25歳で、コーミー戦は大事なキャリアアップを賭けた一戦となる。