WBA世界スーパーフェザー級タイトル戦。スーパー王者ジェスリール・コラレス(パナマ)vs同級10位ロビンソン・カステリャノス(メキシコ)。15日(日本時間16日)、米・カリフォルニア州イングルウッド、フォーラム。
日本で内山高志(ワタナベ)選手に2度勝って評価を上げたコラレスは、ゴールデン・ボーイ・プロモーションと契約。これが米国第一戦。この夜の報酬は7万5千ドル(約840万円)。
キャリア序盤は3勝7敗。5連敗も経験しているカステリャノスは、5月にユリオルキス・ガンボア(キューバ)をKOして再浮上。報酬は5万ドル(約560万円)。
左はカステリャノスのメキシコ人プロモーター、ドクター・ファウスト・ガルシア。1984年のロス五輪に出場。
左はコラレスの地元プロモーターのロヘリオ・エスピーニョ。隣はその右腕としてビジネスをサポート。2度の内山戦で来日したアントニオ・クリストバル。
レフェリーは、ジェリー・カンツ(米)。
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カステリャノスの左でコラレス、ダウン。
コラレス、右アッパーで2度目のダウン。
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王者の左で今度は挑戦者がダウン。
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前に出るコラレスの頭がカステリャノスの顔面に激突。ドクターチェックが入る。
第10ラウンド、31秒。試合は停止され、勝敗は負傷判定に持ち込まれた。
勝者はコラレス。
ザック・ヤング(米)は94-94のイーブン。パット・ラッセル(米)は96-92でコラレス。そして残るカーラ・カイズ(米)は、94-93でコラレス。第10ラウンドを10-9でコラレス優勢としたのが決め手となった。
”石の拳”、ロベルト・デュラン(パナマ・左から二人目)もコラレスを祝福。パナマに凱旋帰国した王者は、同日のメインで三浦隆司(帝拳)選手を破ったWBC世界同級王者ミゲル・ベルチェル(メキシコ)との王座統一戦を希望している。