坂田健史(協栄)選手と、WBA世界フライ級王座を賭け3度戦った38歳の元王者ロレンソ・パーラ(ベネズエラ)は、昨年夏にカムバック。しかし、現在7連敗中とかつての強さは全く消え失せ、若手ホープの踏み台を務め続ける。
次戦は7月7日(日本時間8日)に英・ウォルソール興行のメインで、10戦全勝(7KO)のスーパーフェザー級サム・ボーエン(英)と対戦。その1週間後にはスペインに飛び、地元の5戦全勝(3KO)ジョン・カーターと6回戦。9月にも同国でスーパーライト級4回戦の試合が用意されている。
スペイン、ラトビア、ハンガリー、ロシアと駆け巡り、ライト級前後で戦い続けるパーラは、7連敗中ながらKO負けは一つもない。これだけが凄いといえば凄いところなのだが。
明日は、やはり坂田選手と2度に渡り激闘を演じた34歳の元2階級制覇王者ロベルト・バスケス(パナマ)が、約2年ぶりの復帰戦を行う。こちらは、未だ世界への野望衰えずという感じではある。
どこまで戦うのかパーラ。そして、バスケス。今後の二人に注目。
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