IBFはスーパーミドル級暫定王者アンドレ・ディレル(米)と、同級3位ホセ・ウスカテギ(ベネズエラ)の再戦を指令。両選手は5月20日(日本時間21日)に米・メリーランド州オクソン・ヒルで対戦。8回終了ゴング後のウスカテギのパンチで、ディレルが続行不可能となり反則勝ち。暫定王座を獲得していた。
5月の試合はゴング後の加撃後、ビル・クランシー(米)主審はディレルに休憩を与えるとの指示を出しドクターのもとへ。ここでセコンドと二言三言、言葉を交わしたディレルは仰向けに倒れ込む。このシーンが映像で流されると、「反則勝ち狙いだ」との批判の声が上がっていた。
また、8回終了までの採点で、77-74、77-75、76-76で二者がウスカテギのリードしていたこと。ディレルが倒れ込んだのは明らかな過剰アピールだとした、ウスカテギ陣営のサンフェル・プロモーションは、IBFに対しダイレクトリマッチを要求する抗議文を提出していた。
試合後にはセコンドに付いていたディレルの叔父がウスカデギに、お返しだとばかりに左右のパンチを炸裂させ、リング上は一時騒然となるなど、全く後味の悪い試合だった。因縁の再戦。交渉の行方に注目。
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