WBO世界スーパーフェザー級王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)と、同級1位オルランド・サリド(メキシコ)のタイトルマッチは、報酬面などの条件交渉をクリア。このまま正式発表かと思われたが、時を同じくして、サリドにIBF世界同級王者ジェルボンテ・デービス(米)への挑戦話しが出て膠着状態となっている。
デービスは8月26日(日本時間27日)に米・ラスベガスで開催されるメイウェザーvsマクレガー興行に出場を予定。PPVファイトとなるが、3位ビリー・ディブ(豪)を筆頭とする現在のIBF同級ランキングには、PPVで名前が通用する選手が見当たらず、ランク外ながらサリドのネームバリューが買われた。
これに呼応するように8月5日(日本時間6日)に、米・ロサンゼルスで次戦を予定するロマチェンコの対戦相手には、トップランク所属のライト級世界上位レイ・ベルトラン(メキシコ)が浮上。、こちらはライト級でのノンタイトル戦となる。
また、ボブ・アラムは交渉が最終段階に入ったWBC、WBO世界スーパーライト級王者テレンス・クロフォード(米)と、IBF、WBAスーパー王者ジュリアス・インドンゴ(ナミビア)のスーパーライト級王座統一戦を、ロマチェンコと同じ興行で行う考えも持っている。
ロマチェンコはサリドとの再戦がかなわない場合は、ライト級王座獲得へ食指を伸ばしているのは確かで、今後、サリド陣営のやり手、ショーン・ギボンズ・マネジャー(サリドの右)がどんな判断を降すのか、大いに注目されます。
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