10日(日本時間11日)に、英・ベルファストで開催されたIBF世界バンタム級タイトルマッチ。王者リー・ハスキンス(英)に同級10位ライアン・バーネット(英)が挑んだ一戦は、バーネットが119-107、119-107、108-118のスコアで新王者となったが、試合直後からハスキンスの勝ちとしたクラーク・サマティーノ(米)氏の採点が、歴上最悪と批判されていた問題で、IBFは全く逆のスコアでバーネットの勝ちであることを正式に認め、スコアの変更を発表した。
サマティーノ氏が両選手の名前が記入されたスコアカードに、逆のスコアを記入していたということで、試合直後からプロモーター、エディ・ハーンはじめ多くの人が、この単純ミスを指摘していた。IBFは、「このレベルのスポーツではあってはならないミス」と声明している。
2度のダウンがあって、どう考えてもハスキンスの118はない試合で、自らの勝利を確信していたというバーネットも、そのスコアを聞いた時には、「ほとんど気絶しかけた。恐ろしい瞬間でした」と語っている。
勝敗が逆にならなかったのは不幸中の幸いだが、日本では村田諒太vsヌジカム戦の判定問題が大きく報道され、WBA会長が謝罪、ジャッジ2人が処分されたばかりだけに、後味悪いですね。このスポーツの根幹が揺らぎます。
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