11日(日本時間12日)の試合結果。
WBC世界バンタム級3位ウーゴ・カサレス(メキシコ)は、メキシコ・リオブラボで空位のWBCカリブ連盟Sバンタム級王座決定戦に出場。WBA世界バンタム級休養王者亀田興毅(亀田)選手のV1戦の相手を務めたダニエル・ディアス(ニカラグア)と対戦。
12回戦で行われた試合は、カサレスが大差の判定勝ち。スコアは118-110、119-110、118-111。なお、両選手のウェイトは共にバンタム級リミットを下回る53.1キロ。
左からカサレス、マヌエル、ナチョ。
フェルナンド・モンティエルの実父マヌエルをマネジャーに持つカサレスは、長年連れ添ったナチョ・ウィサルプロモーターの下を離れ、カネロ・プロモーション興行に出場。今後、チャンスは広がりそうです。
WBA世界バンタム級2位ロベルト・バスケス(パナマ)はドミニカへ遠征。6回戦でレイシー・ロレンソ(ドミニカ)とグローブを交えたバスケスは、5回に2度のダウンを奪ったあと、最終回にも倒して2分37秒ストップ勝ち。32勝(22KO)5敗。
公式計量、バスケスの55.8キロに対し、ロレンソは54キロ。バンタム級2位にランクされるバスケスだが、問題はウェイト。昨年カムバックしてからの6試合は全てSバンタム級。次の試合はバンタム級世界戦になるのだろうか。
右がゴンサレスマネジャー(カサレスvs久高戦)。
WBA世界バンタム級スーパー王者アンセルモ・モレノ(パナマ)も配下に持つカルロス・ゴンサレスマネジャーが、どんな強引さを見せるのかに注目したい。(^_^;)
「カネロ・プロを離れて上手くいった」かたちのWBC世界Sバンタム級1位、次期指名挑戦者ビクトル・テラサス(メキシコ)は、メキシコ・グアダラハラで32歳のベテラン、エデュアルド・ガルシア(メキシコ)と対戦。苦戦の末、第6ラウンドKO勝利を飾っている。
29歳の世界1位は35勝(21KO)2敗1分。9年前のデビュー戦で敗れた他は、2年前英国でレンドール・ムンロー(英)に9回TKO負けの記録が残る。
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