元OPBF東洋・太平洋スーパーバンタム級王者仲里 繁 氏の子息、仲里周麿(ナカザト)選手が、6月3日、後楽園ホールのリングで復帰戦(相手未定)。一昨年12月の全日本新人王フェザー級決定戦で、萱沼徹平(帝拳)選手と大激闘を演じながらも、引き分け敗者扱いとなって以来のリング登場となる。
新人王戦で右拳の腱を切断。手術を受け、8ヵ月の療養期間を経て医師からのオッケーサインをもらい、練習再開したものの、再度同じ箇所を切ってしまい2回目の手術。
焦る気持ち、モチベーションの低下がある中、周磨選手は左1本で練習を続け、リングの夢をあきらめなかった。
そんな時、元WBC世界スーパーバンタム級王者の畑中清詞、畑中ジム会長から、「名古屋に名医がいるから、そこで診てもらったら」と声をかけられ、即決断。
繁会長は周磨選手をすぐに名古屋へ送り出し、昼はリハビリ、夜は畑中ジムで練習という生活を2ヵ月半。そのかいあってようやく、「やっとほんとに、完治しました。畑中会長には、感謝の気持ちでいっぱいです」と繁会長。
親子二人三脚で世界を目指す二人は、本日から5月19日まで、フィリピンへスパーリング合宿へ出発。
「ファンの皆様、どうか、応援よろしくお願い致します!」(仲里 繁 )
長い苦労の末の復帰戦。たくましく成長した姿が楽しみです。
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