ジュリアス・インドンゴ(ナミビア)が、15日(日本時間16日)に敵地英国リングでリッキー・バーンズ(英)を大差判定に破り、保持するIBF世界スーパーライト級王座に加え、WBA世界同級王座を吸収。早くも今後の動向が注目されている。
バーンズ戦をプロモートしたエディ・ハーンは、「再戦契約がある」としているが、試合内容があまりに一方的だったために、「誰も見たがらないだろう」という声が強く、変わって持ち駒のアンソニー・クローラ(英)、オハラ・デービス(英)らをインドンゴと対戦させたい考え。
その一方で、僅か40秒でインドンゴにタイトルを強奪された前IBF王者で現在は7位にランクされるエドゥアルド・トロヤノフスキー(ロシア)が再戦を強く熱望。
7月に再起戦を予定するトロヤノフスキーは、秋にも再戦が実現することを期待している。
しかし、IBF王座は同級1位セルゲイ・リピネッツ(ロシア)=12勝(10KO)無敗=が指名挑戦の時を待っており、アル・ヘイモン傘下のリピネッツとインドンゴの指名戦は米国開催が濃厚。
WBA王座の方は指名試合はまだ先で、WBAが指令している同級1位キリル・レリ(ベラルーシ)と、同級2位ランセス・バルテレミ(キューバ)による挑戦者決定戦の結果待ちで、自由選択の防衛戦が出来る。
今後の情勢によってはインドンゴはIBF王座を放棄。ハーンの線でWBA王座を防衛して行く可能性もありそう。今後の動向に注目。
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