15日(日本時間16日)、英・スコットランド・グラスゴーのザ・SSEハイドロ・アリーナで開催された世界スーパーライト級王座統一戦。WBA世界同級王者リッキーー・バーンズ(英)と、IBF世界同級王者ジュリアス・インドンゴ(ナミビア)の一戦は、インドンゴが12回判定勝ち。
敵地リングに乗り込んだインドンゴは初回開始ゴングから先制攻撃。これに対し、大声援に後押しされるバーンズは冷静にガード。序盤戦は長身サウスポーのインドンゴが、長い距離からのジャブ、左ストレートを打ち込み、バーンズは足とガードで守勢に回る展開。
飛ばし過ぎでスタミナが心配されたインドンゴだが、その後もペースは落ちず、バーンズはディフェンシブな戦いに終止し手が出ない。インドンゴが最後までスピードと手数でバーンズを押し切った。
スコアはハワード・ジョン・フォスター(英)120-108、レスゼック・ジャンコウィアック(ポーランド)118-110、ホセ・ロベルト・トーレス(プエルトリコ)116-1122の-3-0。
王座統一に成功した34歳のインドンゴは、22勝(11KO)無敗。地元リングで完敗を喫したバーンズは、41勝(14KO)6敗1分。
セミファイナルの英国スーパーフライ級王座決定戦。チャーリー・エドワーズ(英)vsイアン・ブッチャー(英)は、エドワーズは12回判定勝ちで新王者。スコアは120-108、120-108、120-109の3-0。
前日計量でウェイトを作れずタイトルへの権利を放棄したブッチャーに対し、エドワーズは軽快なフットワークで動き、速いコンビネーションでポイントを引き寄せて行った。
昨年9月にジョン・リエル・カシメロ(比)の持っていたIBF世界フライ級王座に挑戦。10回TKO負けを喫しているエドワーズは、10勝(4KO)1敗。敗れたブッチャーは、16勝(5KO)3敗。
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