18日(日本時間19日)、米・ニューヨーク、マジソン・スクエア・ガーデン興行。WBC世界スーパーフライ級タイトマッチ。王者ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)に、元王者で同級2位のシーサケット・ソールンビサイ(タイ)が挑戦した試合は、世紀の大番狂わせ。
初回、ロマゴンの足が揃った所にシーサケットの右アッパーが身体を捉え、ロマゴンが倒れると、スティーブ・ウィルス(米)主審は8カウントを数えた。
3回には偶然のバッティングでロマゴンが右目上をカット。6回には右側頭部もカットし、流血を気にしながらの苦しい試合となった。
ロマゴンの連打がシーサケットを捕らえるが、見た目ほどのダメージを与えられず、シーサケットも負けずに打ち返した。
微妙な判定はシーサケットに!。
グリーン・フェルドマン114-112、ジュリー・レダーマン(米)114-112でシーサケット。ワレスカ・ロルダン(米)は113-113のイーブン。第6ラウンド、シーサケットはヘッドバッドで減点1。
大番狂わせの勝利をあげ、王座返り咲きに成功したシーサケットは、42勝(38KO)4敗1分。
今後の動向が大いに注目される。