4日（日本時間5日）、英・ロンドンのO2アリーナで行われたヘビー級12回戦。元クーザー級、ヘビー級の2階級制覇王者デビッド・ヘイ（英）と、WBC世界クルーザー級王者トニー・ベリュー（英）の一戦は、べリューが11ラウンド2分16秒TKO勝ち。
試合はヘイ優勢で迎えた第6ラウンド、ダウンしたヘイが右足首を負傷。続く7回はフィニッシュを狙うべリューの猛攻を凌ぎきり、8、9回は疲れの見えるべリューからポイントを奪い返す。しかし第11ラウンド、ヘイはロープ外のエプロンに転落するダウン。続行に応じようとしたヘイだが、コーナーからタオルが投入され試合は終了。
WBCインターナショナル・ウェルター級タイトルマッチ。王者でWBC世界同級15位にランクされるサム・エギントン（英）が、元2階級制覇王者ポール・マリナッジ（米）の挑戦を受けた試合は、エギントンが8回1分50秒KO勝ち。
WBCスーパーライト級シルバー王座戦は、王者オハラ・デービス（英）が元WBA世界ライト級暫定王者デリー・マシューズ（英）と対戦。3ラウンド2分55秒TKOでデービスが勝利。デビュー以来の連勝を15勝（12KO）に延ばしてた。
ノンタイトル戦に出場したIBF世界フェザー級王者リー・セルビー（英）は、アンドニ・ガゴ（スペイン）に9回TKO勝利をあげている。
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