WBCは5度目の防衛に成功したばかりのヘビー級王者デオンティ・ワイルダー(米)に対し、同級1位バーメイン・スティバーン(カナダ)との対戦を指令。交渉期間は30日間で、契約合意に達しない場合は入札となる。
両選手は2015年1月に対戦。当時王者だったスティバーンをワイルダーが12回判定で破り、王座を奪取している。その後、ワイルダーが5度の防衛を重ねたのに対し、スティバーンは2015年11月にデリック・ロッシー(米)相手の再起戦に勝利したのみで、昨年は一度も戦っていない。
ワイルダー陣営は、WBO世界同級王者ジョセフ・パーカー(ニュージーランド)との王座統一戦実現に向けた計画をスタートさせており、この指名戦は後回しにしたい所。今後のスティバーンと、WBCを含めた交渉の行方に注目。
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