WBA世界スーパーバンタム級9位久保 隼 (真正)選手が世界初挑戦。4月9日にエディオンアリーナ大阪で、同級正規王者ネオマール・セルメニョ(ベネズエラ)に挑戦するこが、真正ジムから正式発表された。
父親の影響でボクシングを始めたという久保選手は、南京都高(現京都広学館高)から東洋大に進み、アマチュアでキャリアを積んだ後、2013年5月にプロデビュー。東洋太平洋王座を獲得し、2度の防衛に成功している。11戦全勝(8KO)無敗。
一方、37歳のセルメニョは昨年6月、中国・北京でチョウ・シャオ・ジュン(中国)との王座決定戦に勝ち王座獲得。9月に中国で行われたV1戦では、15位ノップ・クラティンデーンジム(タイ)に3回KO勝ち。12月、やはり中国で行われたチョウとの再戦を12回判定で制し、2度の防衛に成功している。26勝(15KO)5敗1分1NC。
中国人世界王者誕生の野望を打ち砕いたセルメニョが、今度は日本のリングに登場。長身サウスポー、久保選手の王座奪取に期待がかかります。