28日(日本時間29日)、米・カリフォルニア州インディオ、ファンタジー・スプリングス・リゾート&カジノで行われた、WBC世界スーパーフェザー級挑戦者決定戦。同級1位三浦隆司(帝拳)vs同級2位ミゲール・ローマン(メキシコ)は、三浦選手が12回53秒KO勝ち。
試合は両選手、慎重な立ち上がりから徐々にヒートアップ。接近戦での激しい打ち合いに入る。三浦選手の左は強いが、前に出るローマンは回転の速い連打で抵抗。パワーに勝る三浦選手の左ボディが、段々とメキシカンの動きを鈍らせて行くが、苦しい戦い。
しかし、第10ラウンド終了間際、ついに三浦選手の強烈な左ボディアッパーが決まり、ローマン、ダウン。ここはよく立って終了ゴングを聞いたが、続く11回も三浦選手は連打で再びダウンを奪う。
そして迎えた最終ラウンド。三浦選手のボンバー・レフトが炸裂。ローマンにテンカウントを聞かせ、試合は終了。KOタイム12回53秒。素晴らしい勝利でした。