WBO世界ミドル級3位村田諒太(帝拳)vsブルーノ・サンドバル(メキシコ)。73.4キロ契約10回戦。12月30日、東京・有明コロシアム。ロンドン五輪ミドル級金メダリストの村田選手が、世界前哨戦と位置づけたリングに登場。
25歳のサンドバルは、19勝(15KO)1敗1分。
試合開始。
村田選手の右がサンドバルを襲うと、メキシカンは村田選手にもたれかかるように倒れる。
スリップと判定されたが、サンドバルのダメージは甚大。
なんと立ったが、すぐに再びキャンバスへ崩れ落ちた。
ようやくカウントが入る。
テンカウント。KOタイム3回2分53秒。メキシカンは大きなダメージを被った。
WBO世界ミドル級王者のビリー・ジョー・ソーンダース(英)への挑戦を目論む村田陣営は、既に好条件でオファーを出している。帝拳ジム本田明彦会長は、「精神面、体力、パンチ力のすべてで世界レベル」と実力を評価。世界戦はタイミング次第となるが、「2017年中にはできると思う。村田なら海外でも勝てる」と太鼓判を押した。
村田選手の世界初挑戦は、いよいよ秒読み。今後の動向に注目!。