村田諒太(帝拳)選手の標的、WBO世界ミドル級王者ビリー・ジョー・ソーンダース(英)への指名挑戦権は、スーパーウェルター級王者サウル・カネロ・アルバレス(メキシコ)にあることが確認されたが、これに対し、1位アフタンディル・クルツィゼ(ジョージア)陣営は、不服の申し立てをしないと声明。
ニューヨークに住むクルツィゼをプロモートする、ルー・ディベラが明かしたもので、今後はカネロが来年5月に予定する次戦で、ソーンダースの王座に挑戦した場合は、その勝者に対する指名挑戦権があることの確認と、カネロがソーンダースの王座に挑戦しない場合には、クルツィゼが指名挑戦者となることの確認をするとしている。
クルツィゼ、32勝(21KO)2敗2分。
カネロの次戦は、フリオ・セサール・チャベスJr(メキシコ)との同胞対決が有力とされ、両陣営は165ポンドのキャッチウェイトで対戦合意。交渉は最終局面に来ている模様。
現在のWBO世界同級ランキングは、2位にソーンダースと同じフランク・ウォーレン傘下のトミー・ラングフォード(英)、3位が村田諒太(帝拳)選手。次のタイトル戦は、ソーンダースvsカネロか、ソーンダースvsクルツィゼが有力。
しかし、ソーンダースvsカネロが決まった場合、同じ興行にクルツィゼが出場するという話もあり、そうなるとワンクッション空けられるソーンダースへ、村田選手が挑戦ということも有り得そう。
間もなく答えは出て来そうです。さて、どうなるか、楽しみですね!。