9日(日本時間10日)ラスベガスMGMグランドで開催されるWBO世界ウェルター級タイトルマッチのアンダーカードに登場する、トップランク社傘下のスター選手たちも前日計量をパスしている。
初防衛戦に挑むWBA世界Sバンタム級正規王者ギジェルモ・リゴンドー(キューバ)は、リミットいっぱいの122ポンド(55.34キロ)でパス。さすがの貫禄です。
挑戦者は同級14位テオン・ケネディ(米)。公式計量は王者と同じく122ポンドでパス。
17勝(7KO)1敗2分。最近2試合は勝ち星に恵まれておらず、チャンピオン楽勝の声も多い。
ケネディは身長165センチは王者と変わらないが、17センチ差あるリーチを活かしたアウトボクシングに活路を見出したいところ。
1週間後には英国人同士によるWBA同級暫定王座決定戦が用意されているが、ボブ・アラムは勝者をどこまで相手にするのか、これもある意味面白い。
メキシコ人初の5階級制覇を達成したWBO世界バンタム級王者ホルへ・アルセ(メキシコ)は、2戦連続して対戦相手がWBOから挑戦資格を認められなかった。
今度もノンタイトル戦のアルセはSバンタム級リミットオーバーの123.5ポンド(56.02キロ)。フェルナンド・ベルトランプロモーターは、ホッと安堵の表情。
対戦相手はへスス・M・ロハス(プエルトリコ)。18勝(13KO)1敗1分の25歳。
直近の試合で4連敗中のホセ・ルイス・アライザ(メキシコ)と引分。10回戦はこれが初めてというキャリア。王者のコンディション次第では善戦もあるかと思うが、アルセにとっては手ごろな相手というべきか。
王座獲得から半年以上が経過し、ファンの皆さんとしては次戦が気になりますね。
9ヶ月ぶりに行われるIBFの世界ウェルター級タイトルマッチは、前王者アンドレ・ベルト(米)の王座放棄による空位の王座決定戦。
1位マイク・ジョーンズ(米)と、2位ランドール・ベイリー(米)が王座を争う。
ジョーンズ(29歳)は26戦全勝(19KO)。キャリア7年で初の世界タイトル戦出場。
公式計量は146.5ポンド(66.45キロ)。
37歳のベテラン、キャリア17年目のベイリーは146ポンド(66.22キロ)でパス。
これまで50戦42勝(36KO)7敗。元王者は10年ぶりの王座返り咲きを狙う。高いKO率を誇る歴戦の勇者である。
果たして真紅のIBFベルトはどちらの手に?
試合の模様はパッキアオvsブラッドリー戦をメインに、WOWOWエキサイトマッチ で、明日(10日)午前11時から生中継されます。
楽しみです!
応援、深く感謝です!→
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