元IBF世界バンタム級王者ポール・バトラー(英)vsアレキサンダー・カサレス(メキシコ)。3日(日本時間4日)、英・スコットランド・ペイズリー、ラグーン・レジャー・センター。世界王座復帰を狙うバトラーは、ゾラニ・テテ(南ア)に敗れて以来5連勝中。
カサレスは13勝(6KO)7敗。これまでKOされたことがないタフネスが自慢。
試合の主導権を握ったのはバトラー。上下の打ち分けで、積極的にメキシカンを攻め立てるが、カサレスもしぶとく抵抗。
試合は決定的シーンがないまま10回を終了。バトラーの手があがった。スコアは100-91×3。
バトラーは、23勝(12KO)1敗。今後は同国人のWBA世界バンタム級正規王者ジェームス・マクドネル、IBF世界同級王者リー・ハスキンスへの挑戦を目指す他、WBO世界同級王座挑戦者決定戦への出場も考えているという。