9月にゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)の持つ世界ミドル級王座に挑戦。5回TKO負けを喫し右眼窩骨骨折。その後手術を行ったIBF世界ウェルター級王者ケル・ブルック(英)は、再起に向けてトレーニングを再開。そして、IBFに対し指名防衛戦期限の延長を申請。
ブルック陣営は右目の負傷治療の為に、10月26日から交渉を開始するよう求められていた同級1位エロール・スペンスJr(米)との対戦交渉開始を、60日間延期する事を申請し、受理された。
スーパーウェルター級転向の噂もあるブルックだが、エディ・ハーンは「来春の再起戦はビッグマッチになるだろう」と、含みを持たせている。
ブルックが王座を返上した場合には、21戦全勝(18KO)のスペンスJrと、16戦全勝(10KO)の同級3位ジェフ・ホーン(豪)による王座決定戦が濃厚で、こちらも面白い組み合わせとなっている。
ブルックの今後の動向に注目。