15日(日本時間16日)、英・リバプールのエコー・アリーナで開催されたWBC世界クルーザー級タイトルマッチ。王者トニー・ベリュー(英)が、同級14位BJ・フローレス(米)の挑戦を受けた一戦は、べリューが3回2分11秒KO勝ち。
試合は第2ラウンド、3度のダウンを奪って優位にたったチャンピオンが、続く3回にも強烈な左フックで挑戦者からダウンを奪う。立ち上がったフローレスだが、イアン・ジョン・ルイス主審(英)はテンカウントを数え、試合は終了。
初防衛に成功したべリューは、28勝(18KO)2敗1分。階級を上げて、デビッド・ヘイ(英)と戦う話しもある。2度目の世界挑戦にも失敗したフローレスは、32勝(20KO)3敗1分。
セミファイナルのWBCシルバー・ライト級タイトルマッチは、ロンドン五輪バンタム級金メダリストの王者ルーク・キャンベル(英)が、前WBA世界ライト級暫定王者デリー・マシューズ(英)に、4回2分42秒KO勝ちで初防衛に成功。