WBAヒルベルト・メンドサ・ジュニア会長は、ミドル級王座統一戦。スーパー王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)と、正規王者ダニエル・ジェイコブス(米)戦の交渉期限を延期。それででも交渉合意に達しない場合は、22日(現地時間)に入札を開催するとしている。
両陣営は12月10日(現地時間)に、米・ニューヨークで対戦することに同意しているが、ゴロフキン陣営のトム・レフラーは、ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデンを予約。ジェイコブス陣営のルー・ディベラは、NYブルックリンのバークレイズ・センターを押さえている。
ゴロフキンにはHBO、ジェイコブスにはShowtimeが付いており、両陣営共に興行権獲得に色気を見せている状態。
また、ジェイコブス陣営は、ゴロフキン75%、ジェイコブスが25%となっている、入札になった場合のファイトマネー分配を、60%vs40%とするようWBAに請願。メンドサ・ジュニア会長は、「公平な取引を行うために」との理由で、この申し出を受け入れる事を匂わせており、そうなると、ゴロフキン陣営にとっては大きな痛手。
なんだか、後出しジャンケンのような報酬分配変更。果たしてWBAの答えは?。