ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)が、正式にWBC世界フライ級王座を返上。空位となった王座は、同級1位ナワポーン・ソールンビサイ(タイ)と、2位ファン・エルナンデス(メキシコ)の間で争われる。交渉期間は10月21日までで、両陣営が合意に達しない場合は入札となる。
5年前来日し、井岡一翔(井岡)選手の持っていたWBC世界ミニマム級王座に挑戦し判定負けの記録が残るエルナンデス(29歳)は、その後、15連勝中。戦績は33勝(24KO)2敗。
一方のナワポーンは、36戦全勝(28KO)無敗の記録を持つ25歳。しかし、これまで目立った相手との対戦はない。
開催地が勝敗の大きな分かれ目となりそうな王座決定戦。エルナンデス陣営は12月、メキシコ開催でまとめる自信ありげだが、開催国は果たしてどちらに?。