ロンドン五輪ミドル級金メダリスト、村田諒太(帝拳)選手が世界王座のターゲットに絞っている、WBO世界ミドル級王者ビリー・ジョー・ソーンダース(英)は、9月17日(現地時間)、米・テキサス州アーリントンで開催される、カネロvsスミス戦興行に出場することが濃厚と見られていたが、対戦相手候補に上がっていたガブリエル・ロサド(米)との対戦を断った。
G・B・Pの興行。サウル・カネロ・アルバレス(メキシコ)が、ソーンダースの同僚、WBO世界スーパーウェルター級王者リーアム・スミス(英)へ挑戦する興行にソーンダースが出場することは、カネロが描いている12月、ソーンダース挑戦へ向けて米国ファンに対する顔見せの意味もあり、出場が有力視されていた。
ソーンダースはロサドの他にも対戦相手候補としてあげられていた、カーティス・スティーブンス(米)、ウィリー・モンローJr(米)との対戦も断っていたことが判明。米メディアはソーンダースの弱腰を批判している。
ダイレクトで金になるカネロとの戦いを待つのか、ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)との王座統一戦を望んでいるのか、はてまた村田選手の挑戦が実現するのか、昨年12月に王座を獲得して以来戦っていない、WBO世界ミドル級王者の動向は?。