20日、エディオンアリーナ大阪で開催されたIBF世界スーパーバンタム級王座決定戦。同級1位和氣慎吾(古口)選手と、21戦全勝全KO無敗の同級2位ジョナサン・グスマン(ドミニカ)の一戦は、第2ラウンド、2度のダウンを奪ったグスマンが、3回にもダウンを追加し優勢。
和氣選手は、バッティングでカットした右頬から出血し苦しい展開。
そして5回、グスマンの右で和氣選手は両足を跳ね上げる痛烈なダウンを喫する。
これまでかと思われたが和氣選手は立ち上がり、6回以降、驚異的な頑張りを見せた。
しかし、第11ラウンド。右目下が腫れ上がった和氣選手は無念のレフェリー・ストップ。
10回までのスコアはグスマンのフルマーク。
サンプソン・リューコーイッツが早くから目を付けていたグスマンが、22戦オールKO勝ちで世界王者の栄冠を手にした。サンプソンの刺客は、9月に山中慎介(帝拳)選手に再アタックするアンセルモ・モレノ(パナマ)、長谷川穂積(真正)選手の挑戦を受けるウーゴ・ルイス(メキシコ)と続いている。
和氣選手の仇、取って欲しいと願います。
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【Photo】 和氣vsグスマン IBF世界バンタム級戦
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