日本ボクシングコミッション(JBC)から懲戒解雇されたのは不当だとして、地位確認などを求めた訴訟で、降格・配置転換・解雇は全て無効という勝訴が確定した安河内 剛 氏が、16日午後、東京・霞が関の東京司法記者クラブで記者会見。一連の騒動の責任の所在を明確にし、組織のコンプライアンス確立を訴えた。
「早く業務に戻りたい。是正できるところは声を上げていきたい」(安河内氏)
一方、最高裁まで争いながら敗訴が確定したJBCは、「コメントすることはありません。当方としては、安河内氏にすみやかに出社するよう命じております」ということで、判決に対する声明は出されていない。
昨年6月、高裁での勝訴判決が出た後、安河内氏は「現事務局長は首謀者の一人となっていますので、そういう人物と並列させる状況というのは、一刻も早く解消してほしい」とコメント。
ボクシング統括団体の元事務局長「解雇無効訴訟」で勝訴「現事務局長は首謀者の一人」(弁護士ドットコム・ニュース)
JBCはその後、最高裁へ上告。そして10月、定款を変更し本部事務局長の上に統括本部長を新設することを理事会で決議。そして、この新設された統括本部長職には、安河内氏が首謀者の一人とする浦谷信彰氏が就任。11月には、本部事務局長の試合指揮、監督権等の権限を剥奪し、統括本部長がその権限を有する旨ルールを変更している。
これに対し安河内氏は、記者会見で配布した文書の中で、『これは安河内氏が復職することを見越して、その権限をはく奪する目的でなされたものである。司法判断を踏みにじる行為である」とし、この統括本部長職に今回の騒動の首謀者である浦谷氏を任命したことは、「極めて悪質な行為である」と指摘。
対応行為として、理事会、評議会において、このような司法判断をないがしろにするような措置を撤回し、事務局長の権限を従前に戻し、組織のコンプライアンスを確立することを求めるとしている。
安河内氏の代理人は、JBCの対応次第ではさらなる法廷闘争も辞さない構えを示しており、このJBC内紛劇が決着するには、まだ時間がかかりそう。JBCは最高裁判決を受け、その責任の所在を明らにするべきであると思います。
日本ボクシング界発展の為に、力を合わせて協力しあう関係にはならないものでしょうか。以下、記者会見で安河内氏が配布した資料です。
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