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マルティネスvsロマチェンコ vsサリド、ウォータース

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11日(日本時間12日)、米・ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデンで開催される、WBO世界スーパーフェザー級タイトルマッチ。王者ローマン・”ロッキー”・マルティネス(プエルトリコ)に、2階級制覇を目指すワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)が挑む一戦は、王座交代を予想する声が多いが、マルティネスはロマチェンコ撃退に自信満々。


王者も予想が挑戦者に傾いていることは十分承知しているが、「私には経験がある。この試合の為に、精神的にも、肉体的にも十分な準備が出来ている。そして、ロマチェンコを撃退する方法は完成している」。

対するロマチェンコも、フェザー級王座を返上しての挑戦だけに負ける気など一切なしで、既に王座は貰ったものだと言わんばかり。

ロマチェンコをサポートするトップランクのボブ・アラムは、ロマチェンコが勝てばニコラス・ウォータース(ジャマイカ)と対戦させると、一度は流れた両選手の戦いをマッチメークすることを明言。前回不調に終わった原因である、ウォータースの高額報酬要求にも、「満足させる自信はある」。


そして、ロマチェンコに勝っている男、オルランド・サリド(メキシコ)も、このタイトル戦を偵察にニューヨーク入り。先のWBC世界同級王者フランシスコ・バルガス(メキシコ)への挑戦では、大激闘の末、引き分けに終わり、惜しくも王座奪取を逃したが、「あの試合は勝ったと思っている」と意気盛ん。

ショーン・ギボンズ・マネジャーはバルガス戦直後から、「サリドは11月にリングに戻る」としており、王座交代となればロマチェンコvsサリド第2戦を実現させたい構え。もちろん、マルティネスが王座を護れば、前回引き分けに終わっている両者の再々戦もあり得る。

しかし、WBO世界同級には暫定王者ミゲル・ベルチェル(メキシコ)が存在しており、マルティネスvsロマチェンコ戦勝者は、暫定王者と戦わねばなるまい。

タイトル戦の結果と共に、今後のビジネスの行方に注目。

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