WBC世界スーパーウェルター級王座決定戦。同級1位ジャーメール・チャーロ(米)vs同級2位ジョン・ジャクソン(米)。21日(日本時間22日)、米・ラスべガス、ザ・コスモポリタン・オブ・ラスベガス。双子の兄ジャーモールとの同時世界王者を目指すジャーメール。
ジャクソンは強打で鳴らした父ジュリアンに継ぐ、親子世界王者誕生を目指す。
かつて、ゲイリー・ショープロモーターのもとで、右腕的存在だったシモア・ゼベック(チェコ出身・米在住)がWBC立会人デビュー。
試合開始。
3R。
4R。
技巧派同士の一戦は、横に動き早いコンビネーションをまとめるジャクソンがポイントをピックアップして行く。
元2階級制覇王者。一発強打で相手を失神させる倒し屋だった父ジュリアン。
6R。
7R。
8R。
ジャーメールの放った右フックが、ジャクソンのテンプルに命中。
力なくロープにもたれかかるジャクソンは反応がない。トニー・ウィークス主審は、すかさず試合をストップ。
TKOタイム、8回51秒。
7回までのスコアは、ジャッジ三者が揃って69-64でジャクソンのリードとしていた。
逆転の一発KOで、双子の兄ジャーモールとの同時世界王者を達成したジャーメールは、28戦全勝(13KO)無敗。
今後の防衛ロードに注目!。