28日(日本時間29日)米ニュージャージー州アトランティックシティで行われたWBC世界Lヘビー級タイトルマッチ因縁の再戦。王者バーナード・ホプキンス(米)挑戦者チャド・ドーソン(米)の一戦は、ドーソンが12回判定勝ちで新王者。
晴れて王者となったドーソン(第1戦から)
前戦は王座移動→ノーコンテストという後味の悪さを残した両者の再戦は、前に出るドーソンに対し、ホプキンスは得意の交わしながら打ってはクリンチという戦法。4回挑戦者は左目上をカットしてやりにくそう。
試合は盛り上がりに欠いたまま12ラウンド終了。スコアは、117-111、117-111、114-114の2-0でドーソン。新王者は31勝(17KO)1敗1NC。
47歳の前王者ホプキンスは52勝(32KO)6敗2分1NC。意外な顔で判定を聞いたホプキンスに、またチャンスはやってくるのだろうか?
WBA世界Lフライ級王者ローマン・”チョコラティート”・ゴンサレス(ニカラグア)は、米カリフォルニア州ポモナのリングで元WBO同級王者ラモン・ガルシア・ヒラレス(メキシ)の挑戦を受けた。
これまで31戦全勝26KO勝ちの王者は倒す気満々で強いパンチをぶん回す。サウスポーの挑戦者は16勝(9KO)3敗1分という戦歴。そしてヒラレスも負けじと、強いパンチで迎え撃ち試合は短期決戦の様相を呈する。
2回、3回と強引に強いパンチを放つチャンピオン。荒い攻撃に挑戦者も懸命の応戦。しかし、徐々にパワーの差が現れてくる。
そして迎えた第4ラウンド、王者の右アッパーで挑戦者は崩れ落ちる。立ち上がったヒラレスに襲い掛かるゴンサレスの右が爆発し2度目のダウン。ここでカイズJr主審はすかさず試合をストップ。
第4ラウンド2分9秒TKOでゴンサレスが4度目の防衛に成功。
24歳のチャンピオンは強い。
応援、深く感謝です!→ 【TOP】