9日(日本時間10日)、英・ロンドンのO2アリーナで行われたWBA世界バンタム級タイトルマッチ。正規王者ジェームス・マクドネル(英)に、同級15位のフェルナンド・バルガス(メキシコ)が挑んだ一戦は、マクドネルが9回2分39秒TKO勝ち。
試合5日前に決まった代理挑戦者バルガスは、立ち上がりこそ良かったものの、長身マクドネルは体格差を活かし、手数で前進。ペースを掴んだ王者がポイントを押さえる展開で進んだ第9ラウンド、王者のボディ攻撃の前に挑戦者は戦意喪失で、レフェリーストップとなっている。
4度目の防衛に成功したマクドネルは、28勝(13KO)2敗1分、敗れたバルガスは、29勝(20KO)10敗3分。
地元の大声援に押されて、手数を出し続けた王者が2度目の防衛に成功。セルビーは23勝(8KO)1敗、敗れたハンターは21勝(11KO)4敗。