昨年5月、国内最速となるプロ5戦目で、WBO世界ミニマム級王座を獲得した田中恒成(畑中)選手が、世界王座を返上。次戦は5月28日、名古屋国際会議場で、IBF世界同級9位レネ・パティラノ(比)=15勝(7KO)1敗2分=との、50キロ契約10回戦となる。
昨年大晦日に初防衛に成功した田中選手だが、減量苦から階級を上げることをほのめかしていた。今年中にライトフライ級王座挑戦を狙う田中選手は、「できれば日本人王者に挑戦したい」と語り、WBA世界同級王者田口良一(ワタナベ)選手、IBF世界同級王者八重樫 東 (大橋)選手との対戦を希望した。
まずはパティラノ戦。ウェイトを上げてどんなボクシングを見せてくれるのか、楽しみです。