2013年9月の亀田大毅選手が出場したIBF世界スーパーフライ級王座決定戦(高松市)の記者会見後、兄弟の興毅選手と和毅選手らに会場内に監禁され、精神的苦痛を受けたとして、JBCの男性職員が、両選手、亀田ジム関係者4人に対し、1000万円の損害賠償を求め東京地裁に提訴していた裁判の判決が、本日、東京地裁で出された。
東京地裁倉の地真寿美裁判長は、現場を撮影した映像などを根拠に主張を退け、「監禁や暴行はなかった」として請求を棄却。
うその事実の公表で名誉が傷ついたとする両選手側の訴えを認め、職員に320万円の支払いを命じる判決を言い渡した。
亀田兄弟、JBC職員に勝訴、代理人の北村晴男弁護士「虚偽事実の公表、許されない」(弁護士ドットコム)
亀田側代理人の北村晴男弁護士は、「虚偽の事実によって、二人のプロボクサーを社会的に抹殺しようとする職員の行為は許されない」と話した。