29日(日本時間30日)、米・ラスベガスのパームス・カジノ&リゾートで開催された、WBA世界スーパーフェザー級タイトルマッチ。正規王者ハビエル・フォーチュナ(ドミニカ)vs同級8位カルロス・イバン・ベラスケス(プエルトリコ)の一戦は、フォーチュナが10回35秒TKO勝ち。
試合は2回にダウンを奪った王者がペースを握り、以降も回転の速い連打で、自在に挑戦者を攻め立て優勢。迎えた第10ラウンド、フォーチュナの連打で防戦一方となったベラスケスは、ラッセル・モラ(米)主審のストップで救われた。
リング下でフロイド・メイウェザーJr(米)が見守る中、積極的ボクシングでV1に成功したフォーチュナは、29勝(21KO)1分1NC無敗。世界初挑戦に失敗したベラスケスは、19勝(12KO)2敗。
スーパーウェルター級の無敗対決。ドモニクェ・ドルトン(米)=17勝(9KO)=と、オスカー・モリーナ(米)=13勝(10KO)=の10回戦は、両選手譲らず引き分け。スコアは95-95、95-95、97-93(ドルトン)。