WBO世界スーパーフェザー級タイトルマッチ。王者ローマン・”ロッキー”・マルティネス(プエルトリコ)vs前王者オルランド・サリド(メキシコ)。12日(日本時間13日)、ラスベガス・MGMグランド・ガーデン・アリーナ。サリドの後方は、マネージャーのショーン・ギボンズと、プロモーターのフェルナンド・ベルトラン(左)。
今回の試合に際し、マルテイネスとプロモーターのピーター・リベラ(右端)は、アル・ヘイモンと契約を結んだ。左端はヘイモンの片腕サム・ワトソンの2人の息子。ヘイモンは本興行のプロモーター、「メイウエザープロモーション」のアドバイザー 。
1R。
サリドの王座返り咲きかと思われたが、判定は意外にも引き分け。フランシスコ・パコ・バルカッセルWBO会長がベルトをマルティネスに戻した。
スコアはバート・A・クレメンツ(米)115-113、パトリシア・モース・ジャーマン(米)113-115、グレン・フェルドマン114-114。WOWOW解説陣のスコアもサリド優勢だったが、ESPNも116-112でサリドとしていた。
判定を判定を巡り、口論の両陣営。「やれやれ」といった表情で歩み寄るバルカッセル会長。
辛くも初防衛に成功したマルティネスは、29勝(17KO)2敗3分、敗れたサリドは42勝(29KO)13敗3分1NC。
PPV放映したShowtimeも、両選手の再々戦をバックアップすることを表明。近いうちに3度目の決着戦を行うことになりそうだ。