前WBA＆WBCスーパーライト級王者ダニー・ガルシア（米）のウェルター級転向第一戦は、元2階級制覇王者ポール・マリナージ（米）を相手に、1日（日本時間2日）、米・ニューヨーク州ブルックリンのバークレイズ・センターで行われた。
アーサー・マーカンテJr主審（米）の注意を聞き、試合開始。
互いにジャブを突き合い、右を狙う両選手。
ガルシアの右は振りが大きかった。
いつものように、マリナージは動いて出入りのボクシング。
マリナージは右目下をカット。
試合はパワーに勝るガルシアが主導権を握って行く。
中盤以降はガルシアが攻め、マリナージが凌ぐ展開。
攻めるガルシアも決定的場面を作ることは出来ない。
出るガルシア、懸命に凌ぐマリナージ。
マリナージが防戦一方となった所で、マーカンテJr主審は試合をストップ。
TKOタイム9回2分22秒。
敗れたマリナージは、「次はないだろう」と引退を示唆。
ウェルター級転向第一戦を勝利で飾ったガルシアは、31勝（18KO）無敗。
今後の対戦相手として、WBA世界ウェルター級正規王者のキース・サーマン（米）、元IBF世界ウェルター級王者ショーン・ポーター（米）の名前があがっている。
「相手はヘイモン次第。誰とでも戦う」と、ガルシアは2階級制覇へ自信を見せた。今後はプレミア・ボクシング・チャンピオンズの王者を目指し、ライバル達と雌雄を決して行くことになるだろう。
応援、深く感謝です！
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