WBCは8月29日(日本時間30日)に元3階級制覇王者アブネル・マレス(メキシコ)と対戦が決まった、スーパーバンタム級王者レオ・サンタクルス(メキシコ)が、王座を保持したままリングに上がる為に、同じリングで同級の暫定王座決定戦を行うことを承認。同級1位ウーゴ・ルイス(メキシコ)と、同級3位フリオ・セハ(メキシコ)の対戦が決まった。
5月、WBCが指令したルイスとノニト・ドネア(比)による挑戦者決定戦の入札で、ルイス擁する”プロモシオネス・デル・プエブロ”(大衆のプロモーション)が、53万7千ドル(約6560万円)で興行権を落札したものの、ドネアが出場を辞退。
待たされ続けていたルイスだが、ようやくチャンスが巡って来た。試合後正規王者昇格が予想される勝者は、その後もアル・ヘイモンの「プレミアム・ボクシング・チャンピオンズ」で戦って行きそうで、ある意味、面白くなって来そう。
WBOが兼ねてから指令を出していたスーパーバンタム級暫定王座決定戦が、ようやく開催される。7月25日(現地時間)、メキシコ・ロスモチスで暫定王座を争うのは、同級2位ファン・カルロス・サンチェスJrと、同級6位セサール・フアレスのメキシカン同士。
これは正規王者ギジェルモ・リゴンドー(キューバ)に挑戦の名乗りを上げる選手がおらず、試合枯れが続いている為に出された措置で、当初は1位のジェネシス・セルバニア(比)と、4位のゾルト・べダック(ハンガリー)の間で争われる予定だったが、紆余曲折のあげく、結局この試合はまとまらず、上記二人の顔合わせとなった。
一昨年11月、ゾラニ・テテ(南ア)に10回KOで敗れ王座を失った、元IBF世界スーパーフライ級王者サンチェスJrは、20勝(9KO)3敗1分の24歳で、長身サウスポースタイルのテクニシャン。しかし、テテ戦後は今年3月の再起戦に勝利しただけで、この暫定王座決定戦出場は、バックアップするフェルナンド・ベルトランの政治力の賜物以外に理由はない。
一方のフアレスは今年3月、噛ませで呼ばれたラスベガス、1年8ヶ月ぶりのリングで世界ランカーのセザール・セダ(プエルトリコ)に大番狂わせの8回判定勝ち。急浮上した23歳で、戦績は16勝(13KO)3敗。
5月、WBCが指令したルイスとノニト・ドネア(比)による挑戦者決定戦の入札で、ルイス擁する”プロモシオネス・デル・プエブロ”(大衆のプロモーション)が、53万7千ドル(約6560万円)で興行権を落札したものの、ドネアが出場を辞退。
待たされ続けていたルイスだが、ようやくチャンスが巡って来た。試合後正規王者昇格が予想される勝者は、その後もアル・ヘイモンの「プレミアム・ボクシング・チャンピオンズ」で戦って行きそうで、ある意味、面白くなって来そう。
WBOが兼ねてから指令を出していたスーパーバンタム級暫定王座決定戦が、ようやく開催される。7月25日(現地時間)、メキシコ・ロスモチスで暫定王座を争うのは、同級2位ファン・カルロス・サンチェスJrと、同級6位セサール・フアレスのメキシカン同士。
これは正規王者ギジェルモ・リゴンドー(キューバ)に挑戦の名乗りを上げる選手がおらず、試合枯れが続いている為に出された措置で、当初は1位のジェネシス・セルバニア(比)と、4位のゾルト・べダック(ハンガリー)の間で争われる予定だったが、紆余曲折のあげく、結局この試合はまとまらず、上記二人の顔合わせとなった。
一昨年11月、ゾラニ・テテ(南ア)に10回KOで敗れ王座を失った、元IBF世界スーパーフライ級王者サンチェスJrは、20勝(9KO)3敗1分の24歳で、長身サウスポースタイルのテクニシャン。しかし、テテ戦後は今年3月の再起戦に勝利しただけで、この暫定王座決定戦出場は、バックアップするフェルナンド・ベルトランの政治力の賜物以外に理由はない。
一方のフアレスは今年3月、噛ませで呼ばれたラスベガス、1年8ヶ月ぶりのリングで世界ランカーのセザール・セダ(プエルトリコ)に大番狂わせの8回判定勝ち。急浮上した23歳で、戦績は16勝(13KO)3敗。
とりあえず決められる暫定チャンピオンは、リゴンドーとの王座統一戦が義務付けられることになり、普通に「挑戦者決定戦」の方がわかりやすいケース。
残念ながらボクシングの世界チャンピオンも、簡単には説明できない時代になってしまいました。プロモーター化してしまった王座承認団体には、全く、趣がそがれる思いです。