20日(日本時間21日)、米カリフォルニア州インディオ・ファンタジー・スプリングス・カジノ。Sウェルター級10回戦。亀海喜寛(帝拳)vsアルフォンソ・ゴメス(メキシコ)。米国でのステップアップが期待される亀海選手が、G・B・P興行のメインカードに登場。
34歳の元世界挑戦者ゴメスは、ミゲル・コット、サウル・アルバレス、シェーン・ポーターら一流どころとグローブを交えて来た経験がある。24勝(12KO)6敗2分。
ラウル・カイズ主審の注意を聞き、いよいよ試合開始。
初回、ガードを高く上げて前進する亀海選手に対し、左ジャブを上下に打ち分け、インサイドから右アッパー、そして左ボディを散らし、機を見て右ストレートを飛ばすなどしてポイント先行のゴメス。コーナーでも余裕が伺える。
ゴメスの巧みなボクシングの前に、空振りが目立つ亀海選手。接近戦を挑むのだが、距離が詰まるとゴメスの巧妙さが目立つ展開が続いた。(4回、ゴメスはヘッドバッドで減点1)
前には出るのだが、すっかりゴメスの術中にはまり、力みだけが目立つ亀海選手。ポイントがゴメスに流れるラウンドが続く。
第8ラウンド。疲れが見えたゴメスを攻めた亀海選手がポイントを上げた。
ラストラウンドを前にした両選手。疲れの見えるゴメス。
まだまだ闘士十分な亀海選手。
亀海選手のヒットは単発。このラウンドもゴメスがうまくポイントを稼いだ。
判定はゴメス。スコアはジャッジ三者が揃って98-91の3-0。
亀海選手は空回り。ゴメスの上手さばかりが目立ったような試合となってしまった。
無念の敗者と田中トレーナー。
痛い黒星を喫した亀海選手は25勝(22KO)3敗1分。この敗戦を良薬に、再び米国リングへチャレンジすることを期待したい。