WBA世界選手権委員会は、Sミドル級スーパー王者アンドレ・ウォード（米）と、同級正規王者カール・フロッチ（英）の王座統一戦を指令。30日以内に両陣営の間で交渉がまとまらななければ、興行権は入札となる。
WBA orders Ward vs Froch mandatory fight negotiations
2011年12月、「Super Six」決勝のカードで顔を合わせた両者は、激戦を展開。小差の判定（115-113、118-110、115-113）でウォードが勝ち、WBA同級のスーパー王者へ昇格すると共に、フロッチの保持していたWBC王座を獲得。
しかし、その後のウォードは右肩の負傷と、ダン・グーセンプロモーターとの契約解消を求めた裁判で、長期ブランクを作り、12年9月、13年11月の2試合を消化したのみ。
ようやく今年になって、グーセン・チューター・プロモーションと和解。新興のジェイ・Z率いるロック・ネイション・スポーツと契約し、フロッチ戦が復帰初戦となる。
一方のフロッチは、ウォードに敗れたあとの再起戦でIBF世界同級王者ルシアン・ブーテ（ルーマニア）に5回TKO勝ちし世界王座へ復帰。13年5月には、WBA世界同級正規王者ミッケル・ケスラー（デンマーク）との再戦に勝利し、WBA正規王座を獲得。しかし、先月になってIBF王座は返上している。
今後の交渉に注目！。
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